ミニ四駆 超速グランプリ
ミニ四駆と言えば80年代後半に流行り、当時のこどもたちは皆熱中したおもちゃです。
その後も何度かブームを迎え今に至る、田宮が世に送り出した夢の塊でありました。
そんなミニ四駆がなんと、スマホのゲームアプリになっているではありませんか!
すでに1周年を迎えているのですが、改めてインストールしてプレイしているので、まだプレイしていない人のためにも、ここで紹介しておきます。
ゲームの概要
ミニ四駆超速グランプリは、ミニ四駆のカスタムやレースへの参加が全てゲーム上で行えます。
初期のころに登場していたマシンや、当時コロコロコミックで連載中にマンガに登場していたキャラクターなど、ミニ四駆に所縁のある人やものはほぼ全て登場するといっても過言ではないでしょう。
マシンからパーツに至るまで、かなりの量が登場します。
また、単にパーツを組み合わせてにカスタムだけではなく、ドレスアップやパーツ自体の改造なども行うことができます。
もはや実機の改造を超えていじり倒すことができ、満足度は計り知れないものがあります。
ではゲームのシステムはどういった構造になっているのか、詳細を見ていきましょう。
ゲームの詳細
簡単チュートリアル
序盤はゲームの進行にあわせて説明がついて回るので、どうやってプレイすればいいか分からないといったことはありません。
ミニ四駆のマンガに登場したミニ四ファイターや前ちゃんが、ゲームの進行にあわせていろいろと教えてくれるので、楽しみながらゲームを覚えることができます。
入門と応用という、初心者用のマップが用意されているので、まずはそこからプレイしていくといいでしょう。
手取り足取り教えてもらいながら、実際にマシンを走らせたり、アイテムをもらったりして、一連の流れがある程度把握できます。
マップを攻略しよう
入門と応用をひと通りクリアしたら、いよいよ自分でイベントを進めていくことになります。
ミニ四ワールドの中にマップがあり、それらをストーリーに沿って進めていきます。
マップには敵キャラが待ち構えているので、順番に戦っていきます。
戦いはもちろんミニ四駆での勝負となります。
ここでも四駆郎や烈&豪といったおなじみのキャラクターが多数登場するので、当時ミニ四駆で遊んでいた人は、なつかしさが爆発するでしょう。
基本はこのマップをどんどんクリアして、先へ先へと進めることになります。
敵もどんどん強くなっていきますので、最初はサクサク進みますが、途中から突然勝てなくなって、マシンのカスタムを真剣にやることになります。
また、定期的にイベントも開催しており、通常のミニ四ワールド内のマップとは違う特別なマップでレースバトルをして進めていくモードがあります。
こちらは若干難易度が高いかな、と感じます。
序盤では歯が立たない内容ですので、ある程度ゲームを進めてから挑戦してみましょう。
マシンのカスタム
やはりミニ四駆といえば、カスタム、改造です。
実機と同じように、シャーシ、ホイール、タイヤ、ボディ、モーターといったメインのパーツはもちろんのこと、シャフト、ギヤ、バンパー、ローラーといった、細かいパーツまで、ものすごい数が用意されています。
放熱フィンやハードシャフト、セッティングウェイトやベアリングなどのニッチな部品もしっかりとラインナップされており、自由自在にカスタムが可能です。
リヤタイヤをフロントに装着してみたり、アイディア次第で組み換えもできたりと、自由度も実機並みです。
とにかくこの改造が一番おもしろい部分です。
しかも、部品を強化や進化で、初期状態からさらにパワーアップできますので、部品を集めて装着して終わりではなく、さらにその先の改造へと進めるため、やり込み要素がかなりあります。
もちろんパーツを装着すると見た目も変わるので、本当に実機を改造しているのと何ら変わりません。
パーツをいろいろ付け替えて、見て楽しむこともできます。
ボディを肉抜きして窓や空気口を追加したり、肉抜きで空いた開口部にメッシュを張り付けたり、もはや完全に実機です。
さすがに肉抜きの位置までは自由に決められませんが、それでも肉抜きするならここだろうという場所が指定できる部分にラインナップされているのが素晴らしいです。
このセクションは本当に面白いですよ!
超速グランプリ
これは、マシンをエントリーすることで、時間がきたら自動でレースが開始され、結果だけをあとから知ることができるレースに出場するものです。
何位になろうが参加するだけでアイテムがゲットできるので、エントリー受付中のときは必ず参加しましょう。
エントリーする以外に何もしなくても結果がでるので簡単です。
ここで勝つにはそこそこ強くなっていないと厳しいです。
序盤では参加してもまず勝てないですが、そういうものですので焦らなくでも大丈夫です。
まずはアイテムをもらうために参加しましょう。
コースはシーズンが変わると変更されます。
なかなか攻略が難しいコースが多いので、一度参加して走らせて傾向を見て、対策をしたセッティングに変更して再チャレンジを繰り返すことでいい結果を得られます。
5人まで同時に出場できるので、対戦するライバルが4人いることになります。
ものすごく速い相手に当たってしまったら、運がなかったと思うしかありませんが、意外とそのようなカスタムの鬼たちは、マシンが速すぎてコースアウトで脱落していくことも多いです。
うっかり1位をとれることもあるので、ゲームにログインしたらとにかく参加しましょう。
オリジナルのコースを作ろう!
なんとコースエディットモードが搭載されていて、自分でオリジナルのコースを作ることができます。
こんなところまで本物と同じとは本当にビックリしました。
直線やコーナー、レーンチェンジャーなど、本当のミニ四駆のコースと同じパーツがあります。
大会などでしか見ることができないような大型のバンクやスロープもあります。
自由にコースを作ることができますが、そのコースに自分のマシンを走らせるには、使用したコースのパーツを実際に手に入れなければなりません。
そこが少しもどかしいですが、オリジナルのコースを作るのは非常に魅力的であり、改造の次くらいに楽しい部分ではないでしょうか。
速さが三段階に設定されたテストマシンであれば走らせることができるので、ある程度はそれでも楽しむことができます。
課金要素
やはりガチャ(ガシャ)
ショップで売っていないパーツを手に入れるには、ガシャをまわす必要があります。(ここではガチャではなくガシャです)
ガシャをまわすにはスターコインと呼ばれるゲーム内通貨が必要で、1回まわすのに100枚必要です。
10連ガシャは900枚でまわせるので、1回分お得です。
基本的にこの10連ガシャを回すことになります。
様々な種類のガシャが用意されていますので、自分が欲しいパーツがピックアップされているガシャをまわしましょう。
強いパーツを使わないとだんだん厳しくなってくるので、できるだけ早めにレアパーツを手に入れておきたいところです。
なぜレアリティの高いパーツが強いのか
同じパーツでもレアリティの違うものが存在しており、レアリティを表す☆の数で、改造できる量が変わります。
改造を施すスロットが☆の数だけあり、たくさん改造できればそれだけ強力なパーツに仕上げることが可能です。
超速グランプリやみんなでミニ四駆のような、他のユーザーと対戦するモードでは、レース終了後に対戦相手が装着しているパーツをみることができます。
自分が全く歯が立たないような強いユーザーは、レアリティの高いパーツを多数装着していることがほとんどです。
私が見かけためちゃくちゃ早いユーザーは、レアリティが☆5や☆6のパーツで埋め尽くされていました。
余裕の周回遅れで完全敗北しましたが、それだけ力の差がでてしまうのです。
ラインナップの一覧
通常のスターコインのラインナップです。
商品名 | スターコイン数量 | 価格 |
スターコインA | 24個 | 120円 |
スターコインB | 147個 | 490円 |
スターコインC | 390個 | 1,220円 |
スターコインD | 1004個 | 3,940円 |
スターコインE | 1743個 | 4,900円 |
スターコインF | 3918個 | 10,000円 |
10連ガチャを900個のスターコインで回せますから、それを基準に考えると、スターコインD以上が欲しくなります。
パーツ10個で3,940円ですから、実際のパーツと同じくらいの価格ですね。
ただしガチャなので選んで買えない…そこをどう感じるかです。
マップをクリアしていけば、ある程度スターコインは貯まりますが、納得のいくパーツが手に入るほどかというと、全く足りないというのが私の実感です。
他ユーザーとの対戦に勝利するには、パーツ集めは必須となりますので、やはり課金に頼ることになってしまいます。
装着しているパーツの改造スロットが全部埋まって、これ以上改造や進化が現状できない!という状態になっても、なお雲泥の差があるユーザーが対戦では平気で現れますので、結構きついのが現実です。
そこを超えるには新しいパーツの入手が必要不可欠になってきます。
改造レベルの上限を解放するためには、ウデマエを上げなければなりませんので、ある程度地道にバトルを繰り返す必要はあります。
ですが、強いパーツをたくさん改造するほうがよっぽど速くなる要素としては強いです。
レアリティの高いパーツがなければ勝てないのです…
さいごに
本当に実機さながらの改造やコースづくりが楽しめて、実機で遊んでいた大人たちを夢中にさせる要素がこれでもかというほと詰まっている、超オススメのゲームアプリです。
お父さんとお子様で一緒に楽しみながらプレイもできるので、お子様とコミュニケーションを取る手段としても、非常に有用です。
お父さんの過去の記憶から、カスタムのテクニックを子どもに伝える面白さもあります。
実機とカスタムの傾向が似ているので、実機で速かったセッティングは、本ゲームでも変わらず速いです。
不必要なパーツを付けていると逆に遅くなったり、ローラーのチョイスひとつでコーナーの通過スピードが大きく変化したり、カスタムに対してのマシンの反応が実機と同じなのが本当におどろきます。
本当に面白いので、ぜひダウンロードして遊んでみてください!
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