スライドパズルのような外観のこのパズルゲームは『2048』とよばれ、パズルゲームが好きな人ならすでにプレイしたことがあるかもしれません。
そんな『2048』は一体どのようにして遊ぶゲームなのでしょうか。
ちょっとしたコツも含めてご紹介しますので、ぜひご覧ください。
2048の概要
このゲームは何をすればゲームクリアとなるのか、を簡単に説明します。
ゲームを始めると、碁盤の目状に表示されたマスの中に、数字がふたつ現れます。
まずこのマス目に現れた数字を画面をフリックして移動させます。
特定の数字だけ移動できるわけではなく、フリックした方向に対して、マス目にある全ての数字が隙間なく移動します。
そして数字を移動させると、また新たに数字がひとつランダムで出現します。
数字は基本的に『2』か『4』しか出現しません。
同じ数字が隣合った場合、ぶつかる方向にフリックすると、数字が足されて統合されてひとつの数字になります。
これを繰り返して数字をどんどん大きくしていき、『2048』まで達すればゲームクリアとなります。
詳しく見ていきましょう。
2048のゲームの流れ
マス目の数を選ぶ
はじめに何マスの盤面でプレイするか決めます。
- 3×3
- 4×4
- 5×5
- 6×6
- 8×8
この5種類が用意されています。
一見マス目が少ない方が簡単なのかな?と思われますが、このゲームではマス目が多い方が簡単です。
なぜかというと、数字を移動すると必ず新しい数字がひとつ出現するため、マス目が少ないとすぐに全部のマスが数字で埋まってしまいます。
このゲームはマス目が数字で全て埋まり、どの方向にも動かせなくなった時点でゲームオーバーですので、マスが少ないとゲームオーバーになりやすいです。
数字をどんどん統合して減らさないと、すぐにゲームオーバーになりますから、3×3は非常に難易度が高いです。
とにかく数字を統合せよ
最小の数字は『2』でゲームクリアの条件は『2048』です。
2と2を統合して4に、4と4を統合して8に…と続けていくのですが、一体何回統合すれば『2048』になるのでしょうか。
どんどん足していけば『2048』なんてすぐになるだろう、と思いますか?
1回目 | 2+2=4 |
2回目 | 4+4=8 |
3回目 | 8+8=16 |
4回目 | 16+16=32 |
5回目 | 32+32=64 |
6回目 | 64+64=128 |
7回目 | 128+128=256 |
8回目 | 256+256=512 |
9回目 | 512+512=1024 |
10回目 | 1024+1024=2048 |
なんと10回も統合しないと『2048』までたどり着けません。
しかしこれはまやかしです。
実際には『8』を作り出すには、『2+2=4』を2回やって、『4』を2個作らないといけないわけですから、そのようにして考えると、統合総数は以下のようになります。
『2048』の元が全て『2』だとすれば、2048÷2=1024で、1024個の『2』で成り立っていることがわかります。
統合は直列に並んでいる場合は連続して統合できませんから、統合1回に対して1回フリックすると考えると
- 1024個の『2』を512回フリックして、512個の『4』を作る
- 512個の『4』を256回フリックして、256個の『8』を作る
- 256個の『8』を128回フリックして、128個の『16』を作る
- 128個の『16』を64回フリックして、64個の『32』を作る
- 64個の『32』を32回フリックして、32個の『64』を作る
- 32個の『64』を16回フリックして、16個の『128』を作る
- 16個の『128』を8回フリックして、8個の『256』を作る
- 8個の『256』を4回フリックして、4個の『512』を作る
- 4個の『512』を2回フリックして、2個の『1024』を作る
- 2個の『1024』を1回フリックして、1個の『2048』を作る
このようにしてようやく『2048』が出来上がります。
フリック回数をまとめると、
512+256+128+64+32+16+8+4+2+1=1023回
一番効率悪く統合すると、1023回もフリックしなければならない計算になります。
これは時間がかかります。
しかし、実際にはフリックしたときに統合できる数字が複数ある場合は、まとめて統合されるので、もう少し回数は少なくなります。
ですが、例えば②②②②と『2』が4個並んでいた場合、統合させるためにフリックすると、④④にしかなりません。
一気に⑧とはならず、ワンクッション発生します。
これはゲームをやればわかりますが、一気に統合されると都合が悪いことがあるので、むしろこの方がプレイヤーとしては都合がいいです。
例えばこのような場合。
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
④ | 〇 | 〇 | 〇 |
② | ② | ② | ② |
これで左にフリックして『2』が一気に統合して『8』になってしまったら、じつは上にある『4』と先に統合させて『8』にしたかったという選択ができなくなってしまいます。
こういったことがゲーム中には頻繁に起こります。
ちょっとしたコツ
やみくもに数字を統合していると、意外とすぐにマスが数字で埋まってしまいます。
それを避けるために、ある程度の法則性をもってプレイするほうがいいです。
オススメの方法と、ちょっと変わった方法の2つをここでは紹介します。
オススメの方法
オススメの方法は、どこでもいいので壁をひとつ選び、その壁の角に一番大きい数字が出来上がるように数字を統合していくやり方です。
具体的にはこうです。
画像の場合は右の壁を選んでやっています。
最初は右へ右へと数字を統合していきます。
右の中に下も組み合わせながら、右と下の2方向にある程度限定して統合していきます。
そうするとそのうち統合できなくなります。
上の画像が右と下へのフリックでは統合ができなくなった状態です。
そうしたら今度は上に移動させると、全体の数字の位置がずれて統合できる数字が増えるので、また右の壁に大きい数字が集まるように統合していきます。
右と上に限定してフリック、という流れです。
(↓上にフリックした状態↓)
これを繰り返すと、マス目がスッキリした状態で右の壁に数字を集めることができます。
この時の最重要注意事項は、壁と反対方向には絶対にフリックしてはならないということです。
この場合では左です。
左にフリックすると、数字が全て左に移動し、空いた右のマス目に新たに数字が出現してしまいます。
(↓左にフリックした状態↓)
そうすると、大きい数字の両側に小さい数字がきてしまい、小さい数字を統合するのに大きい数字が非常にジャマになります。
数字をある程度大きく育てて、いよいよひとつの壁にまとめるのが苦しくなったときまで、壁と逆方向のフリックは封印してプレイしましょう。
ちょっと変わった方法
これは一度は試してほしい、意外な方法です。
『6×6』か『8×8』で試してほしいのですが、ゲームが始まったら『↑→↓←↑→↓←』とグルグル回るよう順番にフリックします。
時計回りでも反時計回りでもどちらでも構いません。
とにかく何も考えずにグルグルグルグルとフリックしましょう。
そうするとゲームクリアできることがあります。
そんなばかな…と思うかもしれませんが、『6×6』か『8×8』なら結構成功します。
行き詰まったときにスィスィっとなにも考えずにやると、状況が一変してスムーズに進むこともあります。
最後の切り札として覚えておいて損はないと思います。
課金要素
ひたすらプレイするパズルゲームなので、何かを集めたり背景の変更などもないため、ゲームシステムで直接の課金は『2048』にはありません。
ですが、パズルゲームでやはりジャマになってくるのが、ゲームの区切りで自動挿入される広告です。
ゲームオーバーになったら、ほぼ確実に広告が挿入されます。
動画タイプのあと静止画タイプの広告をダブルで視聴させられる場合もありますので、結構うっとうしいです。
また、プレイするマス目の数を変更したい場合も、ほぼ必ず広告が入ります。
パズルゲームは集中したいですから、広告はどんなタイミングであれ害悪でしかないのです。
ジャマなものを取り去ってスッキリしたほうが、プレイにも支障がでなくていいですね。
広告削除はマス目を選ぶ画面の右上にあるボタンをタップすることで行えます。
価格はなんと130円。
広告削除としてはかなり安いです。
ゲーム内のポイントなどと抱き合わせで1,000円近くの価格設定にしているゲームもありますし、単純に広告削除だけとして考えても、300円くらいが相場ですから、それに比べたらかなり安いことがわかります。
130円でスッキリできるのであれば、パズルゲームが好きな人は何もためらうことはありませんね。
さいごに
『2048』はすごくシンプルですが、非常によくできているゲームです。
一度始めると夢中になってしまい、時間がどんどん溶けていきます。
それほどハマってしまうゲームということは、私も身をもって実証しましたし、暇つぶしには最高のゲームです。
もちろん暇潰しなどではなく、本気で挑んでスコアを伸ばす楽しみ方もアリです。
ぜひダウンロードして遊んでみてください!
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