グリザイア クロノスリベリオン -CHRONOS REBELLION-
グリクロと略されます。
グリザイアシリーズがスマホアプリになって登場しました。
ゲームアプリなのですが、一体どんなゲームなのでしょうか。
なんといってもあのグリザイアシリーズですからね、期待値はかなり高いです。
グリザイアシリーズのことを知らない人のためにも、少しだけ説明も挟みながらゲームに迫っていきますので、ぜひ最後までご覧ください。
そもそもグリザイアシリーズってなに?
グリザイアシリーズの元祖は、パソコン用のちょっとエッチなゲームです。
フロントウイングというメーカーが生み出したシリーズで、ゲームのタイプはノベルゲームです。
以下の4作品で構成されています。
- グリザイアの果実 / 2011年
- グリザイアの迷宮 / 2012年
- グリザイアの楽園 / 2013年
- グリザイア:ファントムトリガー / 2017年~
パソコン用ゲームとして始まったゲームでしたが、人気の上昇と共に、PlayStation PortableやPlayStation Vita、Nintendo Switchなどでも、レーティングの変更などを経てゲームがリリースされています。
さらにはSteamで配信するなど、かなり広くリリースしています。
初出のグリザイアの果実は2011年の作品ですから、実に10年の時を経て、今スマホアプリゲームとして、新たな扉が開かれました。
メインのキャラクターデザインは渡辺明夫氏で、大変可愛く魅力的に描かれるキャラクターが多数登場します。
渡辺明夫氏といえば、化物語や偽物語の○○物語シリーズのキャラクターデザインや、プリパラのオープニングアニメーションの原画、最近ではマギレコやひぐらしのなく頃に業の原画を担当するなど、アニメ業界の大物です。
グリザイア:ファントムトリガーに至ってはアニメもあり、もはやゲームの枠を超えてメディアミックス作品になっています。
そしてついにスマホアプリゲームにまで到達したということです。
ゲームの概要
ゲーム内コンテンツのセクションは以下のように分けられます。
- ノベルゲーム
- コマンドカード選択式のバトルゲーム
- キャラクターの育成
大まかにはこの3個のセクションに分けられます。
ノベルゲームでストーリーを読み進めていくことで、ゲームが進行していきますが、ストーリーはバトルゲームをクリアしていかないとアンロックされないため、ゲームの進め方は
ストーリーを読む
↓
バトルゲームに勝利する
↓
ストーリーを読む
↓
バトルゲーム…
というように、繰り返し行います。
バトルゲームで勝利するためにはキャラクターの育成も必要になるので、ゲーム進行と並行してやっていくことになります。
ゲームの詳細
一番の魅力はやはりノベルゲーム
先述のとおり、グリザイアシリーズの始祖はノベルゲームで、グリクロの中で一番得意としてる部分はやはりノベルゲームです。
ストーリー進行は基本的に全てノベルゲームで行われるため、ゲームの質に大きく関わってくる部分ですが、ハイクオリティで安心して楽しめます。
ゲームの世界観を少し紹介します。
以下、公式サイトの引用です。
対テロ特殊部隊など、将来的に国防を担う人材の育成を目的として設立されたが学園組織SORD。
様々な事情から行き場をなくし、居場所を失った少女たちは、SORDへと送られ銃を手にする。
それが生きる事の赦しを得る、たった一つの方法だから。アラタが伝習員(ハンドラー)を務めるSORD訓練校『美浜学園』Dクラスは、不良在庫(デッドストック)とあだ名される落ちこぼれの集まり。
生徒たちが一日でも長く生き延びられるよう、アラタは神経信号接続技術『PeTS(ペッツ)』を使い、訓練を施す。そんなある日、彼は不思議な少女と出会う。
テロリストのアジトで、培養液の中で眠っていた少女エル。
運命に導かれるようにエルとPeTSでリンクしたアラタは絶体絶命の危機を乗り越え、彼女をクラスに迎え入れる。しかしそれは、謎のテロ集団ヘイディオとの戦いの始まりでもあった。
これは行き場をなくし、銃と実弾を手に取るしかなかった少女たちの物語──。
ゲーム開始と同時に上記のプロローグがノベルゲーム形式ですぐに読めるので、いきなりハイクオリティなストーリーを楽しめます。
しかもプロローグはなんとフルボイスです!
さすがに全編フルボイスとはいきませんが、基本無料のゲームですからね。
この世界観の中で物語が紡がれていき、バトルゲームと織り交ぜながら少しずつ進めていくことになります。
バトルゲーム
前準備としてパーティを組もう
バトルに入る前に準備として、編成からパーティを組んでおき、そのパーティでバトルに挑むことになります。
メインメンバーを3人、サブメンバーを2人選びます。
メインメンバーの3人がバトルの最初のメンバーとなり、バトル中に敵にやられたメンバーが出ると、自動でサブメンバーと交代になります。
メンバー選びはよくわからなければ自動で決定してくれる「おまかせ編成」があるので、そちらを利用しても、いい感じのメンバーが選ばれます。
バトルゲームの進め方
バトルゲームはコマンドカードを選択して行動を決めて進めます。
バトルが始まるとカードが5枚表示されるので、どの行動をするか1~3個まで選択できます。
そこから先は選択したカード内容に沿って自動でメンバーが行動し、敵もあわせて全員が行動を終えると、1ターンが終了となり、再度カードを選択して行動を決めることを繰り返します。
行動にはEX Skillという必殺技が存在し、バトルが進行することで途中から使用可能になります。
EX Skillを使用すると特別な演出が挿入されて、なかなか迫力があります。
また、バトルは自動で進めることもできます。
自分でカードを選択せず、全ておまかせで見ているだけでOKというモードです。
さらに倍速モードもあるので、バトルの時間短縮を図ることもできます。
個人的には4倍速モードくらいまであってもいいかな~とは思いましたが。
バトルは全員やられてしまうと、リタイアを選択することになりますが、そのバトルにリタイアするだけで、ゲーム自体がゲームオーバーとはなりません。
ただし、リタイアになるとバトル中に消費したスタミナは戻ってきません。
スタミナがなくなると、新たにバトルを始めることができなくなります。
スタミナは時間経過での回復と、アイテム使用による回復が可能です。
キャラクターの育成
使用できるキャラクターはガチャで手に入れることができます。
キャラクターそれぞれにスキルやレベルがあり、それらを高めていくことで、バトルゲームでの強さが上がります。
また、キャラクターそれぞれがエピソードを持っており、好感度などのいろいろな条件を達成してアンロックして読むことができます。
育成には様々な素材が必要で、ミッションのクリアなどでそれらを手に入れましょう。
育成には進化というさらにパワーアップするものもあり、レベルマックスに達したキャラに素材を使って行われます。
キャラ育成はかなりやりこみ要素があるので、時間をかけてじっくり行うことになります。
いつでもチュートリアルが可能
ゲームシステムがたくさんあるので、ゲームを進めていく中でよくわからなくこともあるでしょう。
そういった場合はチュートリアルを行うことで理解を深めることができます。
ゲームを進行するなかで序盤は説明が入りながら進みますが、ある程度のところで説明が入らなくなるので、そこから先は自分の力で進めることになります。
ですが、作戦タブの中にチュートリアルがあるので、いつでも見ることができ、非常に安心感があります。
これはかなり親切な仕様です。
この手のゲームは特に育成システムの奥が深く、よくわからなくなることが多いので、何度も読んで理解を深めるといいでしょう。
課金要素
課金ではガチャをまわすためのグリスタルを主に購入できます。
やはりレアリティの高いキャラクターを持っていなければ、育成にも力が入らないというもので、できる限り早い段階でレアキャラを手に入れておくことが、無駄を省いてゲームを効率よく進める鍵となります。
ゲームを始めて少し進めた段階で、11連ガチャを2~3回まわせるくらいのグリスタルは手に入りますが、それ以降は大量にグリスタルが手にはいるということはなく、地道に貯めてはガチャをまわすことの繰り返しとなってしまい、ねらいのレアキャラを手に入れるまで時間が非常にかかります。
じれったい部分をショートカットするには課金しかないのは、もはや常識となりました。
11連ガチャを回すのに、グリスタルが3,000個必要です。
ガチャに関する課金の詳細は以下です。
商品名 | 有償グリスタル | 無償グリスタル | その他 | 金額 |
スタートダッシュセット① | 330個 | 110個 | 11連ガチャチケット×1枚 | 490円 |
スタートダッシュセット② | 1,630個 | ☆5確定ガチャチケット×1 | 2,440円 | |
グリスタル80個 | 80個 | 120円 | ||
グリスタル440個 | 330個 | 110個 | 490円 | |
グリスタル920個 | 660個 | 260個 | 980円 | |
グリスタル1620個 | 1,160個 | 460個 | 1,720円 | |
グリスタル3180個 | 2,230個 | 950個 | 3,300円 | |
グリスタル4860個 | 3,320個 | 1,540個 | 4,900円 | |
グリスタル10080個 | 6,780個 | 3,300個 | 10,000円 | |
初回限定グリスタル1440個 | 660個 | 780個 | 980円 | |
初回限定グリスタル2400個 | 1,160個 | 1,240個 | 1,720円 | |
初回限定グリスタル15750個 | 6,780個 | 8,970個 | 10,000円 |
赤文字の商品は、購入回数が1回に限定されているものですが、その内容は非常にお得となっており、最初に選択するには良い商品です。
特にスタートダッシュセット②の☆5確定ガチャチケットはヤバイですね。
☆4以上確定というのは11連ガチャではありますが、☆5確定はないですから、これは絶対に手に入れたいところです。
提供割合は
- ☆5 → 6%
- ☆4 → 17%
- ☆3 → 77%
となっており、11連ガチャを回しても☆5が出ないことの方が多いくらいの割合ですから、☆5確定は非常に貴重です。
上記のような買い切りの商品に加えて、パスと呼ばれる月額商品もあります。
グリスタルに特化したパスの内容は以下です。
月額グリスタルパス | 有償グリスタル×660個 | 無償グリスタル×260個 | グリスタル毎日100個 | 月額 980円 |
毎日の適用期間は30日間で、ログインのたびに1日1回100個のグリスタルが手に入ります。
あとはおまけとして、上記のグリスタルがパス購入時に手に入ります。
計算してみると
100個×30日+660個+260個=3,920個
980円で3,920個です!
グリスタル単体の購入では、3,180個で3,300円ですから、めちゃくちゃお得であることがわかります。
パスを購入して定期的に安価でグリスタルを手に入れつつ、イベントなどでねらいのキャラクターがピックアップにきたときに、単体で買い込んでガチャをまわすというのが一番効率がいいグリスタルの集め方でしょう。
さいごに
グリザイアシリーズのハイクオリティなシナリオをノベルゲームで楽しみつつ、魅力のあるキャラクターを集める楽しみもあり、非常に長く遊べる良いゲームです。
2020年11月にリリースされたばかりで、まだ開始から日が浅く、これからまだまだコンテンツの拡張が見込める期待のゲームでもあります。
おそらくキャラのエピソードなどは、イベントなどでキャラが増えるに従って一緒に増えていくでしょう。
ゲームの発展を見ながらリアルタイムで楽しめるのは、今インストールして始めた人の特権かもしれませんね。
ぜひ早めにダウンロードして始めることをオススメします。
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